スクラッチプログラミング - ドッジボールゲームのつくりかた - Part 2
Part 1でプログラミングしたプレイヤーの対戦相手(たいせんあいて)をつくります。相手(あいて)は自動(じどう)でうごいてボールをなげてきます。おたがいにボールをあてられるようにプログラミングしましょう。
更新日:2023年12月27日
Part 1でやったこと
Part 1 では、プレイヤーを操作(そうさ)して、ボールをなげるプログラムをつくりました。
![ドッジボールコートに表示されているプレイヤーとボール ドッジボールコートに表示されているプレイヤーとボール](https://www.pyxofy.com/content/images/2022/11/23-01-scratch-programming-dodgeball.png)
Part 2でやること
今回(こんかい)は、対戦相手(たいせんあいて)をうごかして、ボールをなげるプログラムをつくります。そのあと、おたがいにボールをあてられるようにしていきますよ。
![プレイヤーと対戦相手がボールを投げ合う プレイヤーと対戦相手がボールを投げ合う](https://www.pyxofy.com/content/images/2022/11/23-02-scratch-programming-dodgeball.png)
次回(じかい)の Part 3 では、プレイヤーと相手(あいて)にライフ(HP)を設定(せってい)して、ゲームを完成(かんせい)させます。
あいてをうごかそう
「あいて」のスプライトをクリックしてからプログラミングしていきましょう。遠近感(えんきんかん)をだすために、相手(あいて)はステージのうえのほうにちいさく表示(ひょうじ)します。
- おおきさと位置(いち)を指定(してい)する
![「旗が押されたとき」ブロックの下に、大きさと座標のブロックをつなげる 「旗が押されたとき」ブロックの下に、大きさと座標のブロックをつなげる](https://www.pyxofy.com/content/images/2022/11/23-03-scratch-programming-dodgeball.png)
コートのはしでむきがかわるようにして、左右(さゆう)にずっとうごかしましょう。「マイナス(むき)どにむける」をつかうと、むきを逆(ぎゃく)にすることができますよ。むきをかえるときに、さかさまにならないように、回転方法(かいてんほうほう)を指定(してい)するのを、わすれずに。
- コートからでないようにむきをかえながら、うごかしつづける
![コートの線の色に触れたら向きを逆にしてずっと動かし続ける コートの線の色に触れたら向きを逆にしてずっと動かし続ける](https://www.pyxofy.com/content/images/2022/11/23-04-scratch-programming-dodgeball.png)
相手(あいて)が、コートのなかで左右(さゆう)にうごきつづけるようになりました!
![相手がずっと横に動き続けるプログラム 相手がずっと横に動き続けるプログラム](https://www.pyxofy.com/content/images/2022/11/23-05-scratch-programming-dodgeball.png)
あいてがボールをなげるようにしよう
相手(あいて)は、自動(じどう)でうごきつづけるだけでなく、ボールもなげてきます。メッセージでボールをなげる合図(あいず)をおくりましょう。乱数(らんすう)をつかって、どのタイミングでボールをなげてくるか、わからないようにします。
- 乱数秒(らんすうびょう)まってから、ボールをなげるメッセージをおくる
![1〜3秒待ってから、「相手が投げる」メッセージを送る 1〜3秒待ってから、「相手が投げる」メッセージを送る](https://www.pyxofy.com/content/images/2022/11/23-06-scratch-programming-dodgeball.png)
メッセージをうけとるのは、相手(あいて)がなげるボールです。「あいてのボール」のスプライトをクリックしてから、ブロックを追加(ついか)していきますよ。
「あいてのボール」をプログラミングしよう
メッセージをうけとるまでは、ボールはみえないようにしておきます。メッセージをうけとったときに、相手(あいて)とおなじ位置(いち)に表示(ひょうじ)しましょう。
- 最初(さいしょ)はかくしておいて、ボールをなげるときに表示(ひょうじ)する
![「相手が投げる」を受け取ったとき、表示する 「相手が投げる」を受け取ったとき、表示する](https://www.pyxofy.com/content/images/2022/11/23-07-scratch-programming-dodgeball.png)
ボールがプレイヤーのほうへむかってくる様子(ようす)をあらわすために、最初(さいしょ)はボールのサイズをちいさくしておきます。
- 「おおきさを(10)%にする」を追加(ついか)する
![サイズを小さくしてから表示する サイズを小さくしてから表示する](https://www.pyxofy.com/content/images/2022/11/23-08-scratch-programming-dodgeball.png)
プレイヤーのほうへうごかしながら、だんだんおおきくしていきますよ。ボールがコートの外(そと)までうごいたら、みえなくしましょう。
- おおきさとy座標(ざひょう)をかえならがうごかして、かくす
![サイズを大きくしながらステージの下側まで動かし続けた後、隠す サイズを大きくしながらステージの下側まで動かし続けた後、隠す](https://www.pyxofy.com/content/images/2022/11/23-09-scratch-programming-dodgeball.png)
相手(あいて)が左右(さゆう)にうごきながら、ボールをなげてくるようになりました!
![相手のボールを動かすプログラム 相手のボールを動かすプログラム](https://www.pyxofy.com/content/images/2022/11/23-10-scratch-programming-dodgeball.png)
ボールをあてられるようにしよう
おたがいにボールをなげられるようになったら、今度(こんど)は、ボールをあてられるようにしますよ。ボールをあてたらメッセージをおくって、ボールがあたったコスチュームにきりかえるようにしましょう。
コスチュームをえがこう
「プレイヤー」と「あいて」、それぞれに、ボールがあたったときのコスチュームをつくってください。
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