スクラッチプログラミング - さんすうゲームのつくりかた
「あなたのなまえはなんですか?ときいてまつ」ブロックをつかって、さんすうゲームをつくってみましょう!スプライトが出すもんだいに、あなたがこえたを入力(にゅうりょく)してあそぶプロジェクトです。
サンプルさくひんであそんでみよう
今回(こんかい)は、あそびながらまなべる、《さんすうゲーム》のつくりかたをしょうかいします。
- スプライトが「たしざん」のもんだいを出す
- あなたは、こたえを入力(にゅうりょく)して、右のチェックマークをおすか、エンターキーをおす
- せいげんじかんは、15びょう
(プロジェクトがひょうじされないばあいは、ScratchのPyxofyページをごらんください)
このきじをよむとわかること
- 「あなたのなまえはなんですか?ときいてまつ」ブロックのつかいかた
- 変数(へんすう)のつかいかた
- 「=(イコール)」、「+(プラス)」ブロックのつかいかた
- 「りんごとバナナ」ブロックのつかいかた
スプライトがもんだいを出すプロジェクト
スプライトが「たしざん」のもんだいを出すプロジェクトをつくってみましょう!
【かんせいプログラム】
![足し算の問題を出すコード 足し算の問題を出すコード](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/robot-code.jpg)
1. もんだいをよういする
- もんだいを出すスプライトをえらぶ
![ロボットのスプライトが選ばれている ロボットのスプライトが選ばれている](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/choose-sprite-1.jpg)
へんすうをつくろう
なんどもあそべるように、毎回(まいかい)ちがうもんだいが出るようにしましょう。そのためには変数(へんすう)をつかいます。
- 「かず1」というなまえの変数(へんすう)をつくる
- 「かず2」というなまえの変数(へんすう)をつくる
![ふたつの変数のチェックマークを外す ふたつの変数のチェックマークを外す](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/make-two-variables.jpg)
ステージに変数(へんすう)が表示(ひょうじ)されないように、左がわのチェックをはずしておいてくださいね。
へんすうのあたいを「らんすう」にしよう
もんだいにつかうかずは、「1から10までのどれか」をつかうようにしましょう。
なにが出るのかわからないようにするために、らんすうをつかいますよ。
- 「かず1」を(1から10までのらんすう)にする
- 「かず2」を(1から10までのらんすう)にする
![ふたつの変数に乱数のブロックをくみあわせる ふたつの変数に乱数のブロックをくみあわせる](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/add-random-block.jpg)
もんだいを出すじゅんびができました!
2. スプライトがもんだいを出す
「あなたのなまえはなんですか?ときいてまつ」ブロックをつかって、「たしざん」のもんだいを出しましょう。
![「あなたのなまえはなんですか?ときいてまつ」ブロックを下につなげる 「あなたのなまえはなんですか?ときいてまつ」ブロックを下につなげる](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/what-is-your-name-block-1.jpg)
しつもんをかえよう
(あなたのなまえはなんですか?)のぶぶんを、変数(へんすう)をつかった「たしざん」にかえます。
つかうのは、「りんごとバナナ」のブロックを3つです。
![「りんごとバナナ」のブロックを三つコードエリアにドラッグする 「りんごとバナナ」のブロックを三つコードエリアにドラッグする](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/three-apple-and-banana-blocks.jpg)
- (りんご)のぶぶんに、変数(へんすう)「かず1」と「かず2」をくみあわせる
- (バナナ)のぶぶんに、「+」と「=?」を入力する
![「りんごとバナナ」のブロックに変数のブロックをくみあわせる 「りんごとバナナ」のブロックに変数のブロックをくみあわせる](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/add-variable-into-apple.jpg)
- 「(かず1 と + )と(かず2 と=?)」になるように、くみあわせる
![三つの「りんごとバナナ」のブロックをくみあわせる 三つの「りんごとバナナ」のブロックをくみあわせる](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/combine-three-apple-and-banana-blocks.jpg)
- (あなたのなまえはなんですか?)のぶぶんに、くみあわせる
![くみあわせた「りんごとバナナ」のブロックを「あなたのなまえはなんですか?」にくみあわせる くみあわせた「りんごとバナナ」のブロックを「あなたのなまえはなんですか?」にくみあわせる](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/combine-blocks-to-make-a-question.jpg)
みどりのはたをおして、なんどかプログラムをスタートさせてみてください。毎回(まいかい)、ちがうかずの「たしざん」になりますよ。
![スプライトが吹き出しで足し算の問題を出す スプライトが吹き出しで足し算の問題を出す](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/program-to-ask-math-question.jpg)
3. こたえをチェックする
入力(にゅうりょく)されたこたえを、チェックしましょう。
つかうブロックは、「もし<>なら、でなければ」です。
![「もしなら、でなければ」ブロックをいちばん下につなげる 「もしなら、でなければ」ブロックをいちばん下につなげる](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/add-if-then-else.jpg)
もし正しいこたえがにゅうりょくされたなら
正しいこたえが入力(にゅうりょく)されたかどうかをかくにんします。
5つのブロックを、つぎのようにくみあわせましょう。
- 「(こたえ)= 50」、「(かず1)+(かず2)」
![5つのブロックをくみあわせる 5つのブロックをくみあわせる](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/combine-five-blocks.jpg)
- 「(こたえ)=(かず1 +かず2)」
![ふたつのブロックをくみあわせる ふたつのブロックをくみあわせる](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/combine-two-blocks.jpg)
- こたえが正しいことをあらわすブロックがかんせい
![「こたえ=かず1+かず2」ブロック 「こたえ=かず1+かず2」ブロック](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/block-to-check-the-right-answer.jpg)
- 「もし<>なら」に、くみあわせる
![もし「こたえ=かず1+かず2」なら もし「こたえ=かず1+かず2」なら](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/blocks-to-check-the-answer.jpg)
入力(にゅうりょく)されたこたえが、正しいかどうかをチェックできるようになりました!
4. こたえによってスプライトのセリフをかえる
あなたが入力(にゅうりょく)したあとに、スプライトがセリフをいうようにします。入力(にゅうりょく)されたこたえによって、スプライトのセリフをかえましょう。
- 「もし<>なら」の下に、「(せいかい!)と2びょういう」を追加(ついか)する
- 「でなければ」の下に、「(ちがうよ)と2びょういう」を追加(ついか)する
![「もしなら、でなければ」ブロックにセリフのブロックをふたつくみあわせる 「もしなら、でなければ」ブロックにセリフのブロックをふたつくみあわせる](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/add-two-speech-blocks.jpg)
こたえが正しいばあいと、まちがえたときで、スプライトのセリフがかわるようになりました!
5. こたえがあたるまでくりかえす
こたえをまちがえたばあいは、おなじもんだいをくりかえすようにしましょう。
- 「<>までくりかえす」で、変数(へんすう)から下をかこむ
![変数のブロックから下を「までくりかえす」で囲む 変数のブロックから下を「までくりかえす」で囲む](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/repeat-unitl-block.jpg)
- 「こたえ = かず1 + かず2」ブロックをながおし(パソコンでは右クリック)
- 出てきたメニューから「ふくせい」をえらぶ
![「こたえ=かず1+かず2」ブロックを複製する 「こたえ=かず1+かず2」ブロックを複製する](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/copy-block.jpg)
- ふくせいされたブロックを、「<>までくりかえす」にくみあわせる
![「こたえ=かず1+かず2」までくりかえす 「こたえ=かず1+かず2」までくりかえす](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/combine-copied-block-into-repeat-until-block.jpg)
正しいこたえが入力(にゅうりょく)されるまで、もんだいがくりかえされるようになりました!
6. もんだいをつづけて出す
正しいこたえを入力したら、つぎのもんだいが出るようにしましょう。
- ぜんたいを「ずっと」でかこむ
![「はたがおされたとき」から下を「ずっと」でかこむ 「はたがおされたとき」から下を「ずっと」でかこむ](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/forever-loop-block.jpg)
7. プログラムかんせい
スプライトが「たしざん」のもんだいを出すプログラムができました!
![さんすうゲームの完成プログラム さんすうゲームの完成プログラム](https://www.pyxofy.com/content/images/2021/06/maths-game-program.jpg)
![](https://www.pyxofy.com/content/images/2024/07/cover-page-320-4.png)
「きょうからはじめるスクラッチプログラミング入門」by Pyxofy
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まとめ
今回(こんかい)は、「あなたのなまえはなんですか?ときいてまつ」ブロックをつかった、さんすうゲームのつくりかたをしょうかいしました。
らんすうのかずを大きくして、もっとむずかしい「たしざん」にしたり、変数(へんすう)をふやして、3つの「たしざん」にすることもできますよ。
次回(じかい)は、「リスト」のつくりかたと、かんたんなつかいかたをしょうかいします。
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