スクラッチプログラミング - スプライトの「むき」をかえよう

スプライトのむきをかくにんしよう

スプライトの「むき」は、ステージの下でかくにんすることができます。

どんなスプライトでも、さいしょのむきは「90」です。

「90」というのは角度(かくど)のことです。スプライトのむきは、角度(かくど)であらわします。

角度(かくど)をかえると、スプライトのむきもかわりますよ。

「15どまわす」をつかってみよう

15どまわす」ブロックをつかって、スプライトのむきをかえてみましょう。

すこし右下へ、ネコのむきがかわりました!ステージの下を見てください。むきが「105」にかわりましたよ。

むきをもどす

スプライトのむきをもとにもどしたいときは、「90どにむける」をタップしましょう。

グルグルまわす

ずっと」「15どまわす」をくりかえすと、スプライトはグルグルと回転(かいてん)しつづけます。

スプライトを左むきにしよう

右をむいているネコのスプライトを、左にむけてみましょう。

「90どにむける」をつかう

スプライトを左にむけたいときは、むきを「-90」にしますよ。つかうのは、「90どにむける」ブロックです。

90」のところをタップすると、ダイヤルが出てきます。ぐるりとまわして、角度(かくど)をかえてみましょう。

むきを「(-90)どにむける」と、ネコがさかさまになってしまいました!

スプライトがさかさまにならないようにする

スプライトがさかさまにならないようにするためには、「かいてんほうほうをさゆうのみにする」ブロックをつかいます。

「(-90)どにむける」の上に、「かいてんほうほうをさゆうのみにする」を追加(ついか)しましょう。

ネコが左をむきました!

「マウスのポインターへむける」をつかってみよう

スプライトのむきをかえるためのブロックに、「マウスのポインターへむける」があります。

このブロックをつかうと、あなたがマウスをうごかした方向(ほうこう)へ、スプライトのむきがかわります。タブレットのばあいは、ゆびでタップしたところへスプライトのむきがかわりますよ。

サンプルさくひんであそんでみよう

下のサンプルさくひんは、てんとう虫を「マウスのポインターへむける」ようにプログラミングしてあります。

画面(がめん)の中でマウスをうごかして、てんとう虫のむきがかわることをたしかめてみてください。タブレットのばあいは、画面(がめん)の中をゆびでタップしてみてくださいね。

みどりのはたをタップ(パソコンではクリック)して、スタートです。マウスのポインターのところ(タップしたところ)にてんとう虫がくると、プログラムはとまります。

サンプルさくひんのプログラム

上のサンプルさくひんのプログラムを見てみましょう。

てんとう虫のさいしょのむきは、「90どにむける」にしてあります。「マウスのポインターへむける」をつかって、むきがかわるようにしているところがポイントです。


まとめ

今回(こんかい)は、スプライトのむきをかえる方法(ほうほう)をしょうかいしました。

スプライトのさいしょのむきは「90」です。角度(かくど)をかえると、スプライトのむきもかわります。角度(かくど)をいろいろとかえてみて、スプライトがどういうむきになるか、ためしてみてくださいね!

さて次回(じかい)は、ボールをバウンドさせる方法(ほうほう)をしょうかいします。むきをかえることで、ボールがあちこち移動(いどう)するようになりますよ。

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